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2008年01月17日 【レポート

上海デンタルショー2007

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2007年11月に上海デンタルショーに行ってきました!
このところ急成長を遂げていることで様々な話題が飛び交う中華人民共和国ですが実際はどんなところなの?という疑問と好奇心とともに私の人生においての初・中国上陸となりました。
今回はデンタルショーだけでなく少しだけ観光もできました☆上海からのレポートです。


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上海は寒いよと脅かされていたのですが、空港を降り立つとそうでもなく快適。

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人民広場駅で降りて夕食を食べにぷらぷら

地下鉄はとってもキレイで安くて、市内の縦横を網羅しているのでとっても便利でした。大人一人50円くらいの金額でかなりの数の駅まで移動できます。

街中は遅い時間まで若者がうじゃうじゃいてネオンが本当にキレイでまぶしくて、目を細めて歩いてたら、道行く人にドカドカあたります。
横断歩道や信号もうっかりしてたら何度もはねられるんじゃないかと思うくらい、車が主役の街です!
遠慮なくクラクションをビービー鳴らすのは海外の都市ならではの雰囲気です。

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中華街でしか見られない光景が普通にある          山盛りいっぱいだった激辛鍋が480円くらい

とにかく街中で食べるご飯や点心はとっても安くて美味しい。点心はボリューム満点で35円くらいでお腹いっぱいになることも・・・

リーズナブル(というか激安!)に夕飯をすまして翌日のデンタルショーに向かいました。


上海デンタルショーの会場はホテルも併設されたコンベンションホールで1F/海外のメーカーとラボ、2F/国内のメーカー、3F/材料商店と主に3つのフロアにわかれていました。

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上海デンタルショー会場入口             エントランスにてエレキバイオリンとエレキコントラバスでのお出迎え

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1Fの会場の様子                          トクヤマデンタルさんのブース

後にこのトクヤマデンタルの中国での代表でもあり現役の歯科医師でもある金先生には中国での歯科医療の現状をわかりやすくお話していただく機会をいただけることになります。

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松風さんのブースにてジルコニア用の陶材を発見      中国でもピカチュウは大人気だそうです☆


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シャネルか?宝石店か?と見まがわんばかりのこのブースは・・・?台湾のVEDENラボさんのブースでした!


今までのデンタルショーでは見かけないシックで高級感あふれる空間で、ショーケースなどのディスプレイは遠目から見るとホントにジュエリーショップみたいです。銀座ジュエリー○キ?ってな感じです。
ブースのスタッフに話をうかがってみると2000人規模の巨大ラボで、展示模型の数も60を超える数でした。
保険の技工物はもちろん各種アタッチメントやインプラント、オールセラミックは6種類ほどのメーカーの取扱いがあるようです。
海外取引の実績もありアメリカが主な取引先とのことで、日本にはまだ参入してないとのことでした。
すごいラボがあるもんですね~!

2F~3Fは中国国内のメーカーと歯科材料商店がたち並んでいます。

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雑貨市場!!

上の階は1Fに比べ照明も少なく薄暗いなかで大量の歯科材料や器具が闇市のようにズダーっと並ぶ様は壮観です。
しかも、一山いくらでやたら安くて本当にびっくりしました。日本でディーラーさんから購入する価格の10分の1くらいのお値段のようでした(笑)
デンタルショーで物品の販売を行ってるんですね、珍しい光景でした。

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この青いトレーナーのおねえさんのところではクリアピンクや、ブルーのキレイなラバーボールや歯科材料がたくさん並んでいました。
その中にやはり同じようにクリアピンクやクリアイエローなど3センチ四方のキュービック体ののようなものがカゴの中に山積みにされていたんです。

あまりにもカラフルでかわいいので「一体何に使うんですか?」と聞くと「○×☆※!!!」と中国語で返事が返ってきたため「???」とクビをかしげていたら、お姉さんはポンッとそれを自分の口の中に入れて使い方を教えてくれました。正解はキュービック体の開口器。

親切なおねえさんだなぁと思っていたら、口からその開口器をペッと吐き出し、また、山盛りのカゴの中に笑顔で戻していました!
えぇ~~~っ?!衝撃的でした(笑) 上司に怒られないんでしょうか・・・
ちなみに、お値段はラバーボールと同じ100円くらい。

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すごい速さでグルグル回るショーケース

この回転するショーケースはもう床屋さんの入口にあるトレードマークの赤・青・白3色の回転看板(?)と同じくらい早くて、「見せる気あるんかいっっ!」という感じでした。

上海デンタルショーではドイツや日本のデンタルショーで出てきているようなCAD/CAMやCTの展示はまだあまりなく、どちらかというと”レジン系技工物や材料が旬”という印象を受けました。
全体的に新しい情報が少ない感じでした。

その理由はこの後に現地の歯科医師兼大手ディーラーの中国首席代表でもある金先生にうかがった話で納得がいきました。それはまた、次回ご報告いたします!
(ブログタイトル:中国歯科業界事情で詳細を報告しております!)

目新しいものは少なかったですが、今回は少しだけ観光もできたし、中国の歯科事情も学べたし、ご飯も美味しかったしで非常に楽しい旅となりました。


ナノジルコニアのベルザ




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