HOME > ニュース > 四国高松訪問レポートVol.1~異業種交流勉強編~
2007年08月04日 【レポート

四国高松訪問レポートVol.1~異業種交流勉強編~

コメント(0) トラックバック(0)

7月6日~7日にかけて、ラボ様見学と全国規模の異業種の交流勉強会に参加してきました。
Vol.1では異業種交流の勉強会の報告をしたいと思います。


空港から高松市の中心に移動中、たくさんの溜池を見かけました。
主だった川のない土地で生きづいている昔からの知恵ですね。とても不思議で珍しい光景でした。


私は今回が四国初上陸だったのですが、その印象は・・・とにかく視界が広く、緑が多く、街が美しいことでした。
観光名所周辺はもちろん、駅や街中の主要道路まで清掃されていて、間違ってもポイ捨てなんてしようと思えないくらい、広々として本当に綺麗なところです。
そして、『おもてなしの精神』がすごい。
昔から多くのお遍路さんを受け入れてきた風土のためか、今も『もてなしの気持ち』が非常に厚い土地柄を感じました。


さて、今回のお勉強は全国から1万5千人の経営者の方々が集まっての勉強会でした。
さすがに人数が多いので、いくつもの分科会にわかれての形式となっておりました。


  EPSN0464.JPG  EPSN0462.JPG

  会場のサンポートホール 会議場       会議場から見た瀬戸内の海                                                                     


私が参加したのは、『経営指針』分科会で「何の為に会社を経営するのか?自分が大事にしていきたい理念は何か?世の中に何を創りだしたいか?何のために生きるのか?」など経営者として根底に必ず必要な”心”を問われるような分科会でした。

私のように社員での参加は稀で少々不安だったのですが、同じグループの経営者の皆さんが本当に懐が深く、若い社員の貴重な意見、管理者としての意見として真剣に受け止められているのがとても印象的でした。
年齢性別を問わず、そこには学びの精神がありました。

とくに沖縄の出版社の社長さんの長所を伸ばす人育てにとても感動し、共感するところが非常にありました。
なにやら子育てととても共通するところがありそうです。


やはり一番難しくてそれでいて一番大事なのは人を育てることですね。
人で組織は決まってくると思います。世の中に生み出すものの質も価値も大きく変わってくると思います。


後輩や部下との関わりの中でついつい感情を抑えきれず『叱責』と『怒る』を混同してしまったり、自分の力量や目線で判断してしまい、無意識に「これぐらいできるはず・・・」と過剰な期待をしてしまっていたり。。。
と、日常業務においてもこのような風景を目にすることがよくありますし、私自身もやってしまいます。


上司に余裕がないと無理やり力技で部下の行動をコントロールしてしまいがちになってしまいますが、 (緊急時にはそのことが必要な場合が多々ありますが、)できる限り後輩や部下の『モチベーション』を前向きに保てるような関わりをしていくことが大事だなと改めて感じました。
上司にはストレスが溜まりますが・・・(汗

なかなか結果の出ない部下には教え方を変えてみたり、本音で話し合ってみたり、使う言葉を変えてみたりと、上司・先輩が柔軟に関わり方を変えていくことが意外とゴールへの近道だと思うような出来事が社内でもよくあります。
どんな風に関わって欲しいかを部下・後輩にヒアリングすることも時には必要だと思います。

部下や後輩が目に見える結果を出し、自分自身の成長を喜んでいる姿を見るのはやはり幸せですね。


今回の異業種交流勉強会は『社員の成長にマジ(本気)オヤジ達(経営者)集会(勉強会)』でした。
(しかし、レセプションでの1万7千人のオヤジの集団は壮観でした。もちろん女性もちらほらは見かけましたが・・・)

世の中には、こんなにたくさんの本気の経営者がいるなんて、感動しました。
日本の中小企業に俄然エールを送りたい!


学びもたくさんありましたが、強行スケジュールだったのにもかかわらず、何より元気をたくさん吸収してきた旅となりました。

【ナノジルコニアのベルザ】




コメントする

※承認されるまではコメントは表示されませんので、ご了承ください。

トラックバック

この記事のトラックバックURL
このページのトップへ